偉人かはたまた人格破綻者か…やっぱりいろいろスゴいぞ!野口英世 (4/5ページ)
- タグ:
-
野口英世
さて、野口の業績が、今ではほとんど見るところがなく、有り体に言えば「間違いだらけ」なのは周知のごとくです。
ただこういった学説というのは、時代によって定説が変わっていくのはよくあることです。それ自体で野口英世という人物を貶める根拠にはなりません。
また彼は確かに、渡辺淳一の言葉を借りれば「金銭的人格破綻者」でした。しかし彼の学問的野心、肉親への愛情、恩師への感謝の念は否定しがたく、愛情にしろ金銭の使い方にしろ、彼の中にはパワーとエネルギーが溢れていたのだと思います。
こういう人、歴史上でもたまに出現するんですよね。とても頭が良くて情熱的でパワフルで、だけど女や金銭についても刹那的で破滅的。普通には生きられないけれど、それでも別に悪人というわけではない。ただ、道徳や倫理に縛られた価値観ではちょっと理解しがたいというキャラクターです。
私などは、そういう生き方が少し羨ましく感じます。