縄文時代はなんと一万年以上もあった!(最終回)晩期・人々の精神性は高く〜縄文時代の終焉 (2/7ページ)
この集落が繁栄した要因として内湾である古十三湖や海が近くにあり、食物となるものがまだ豊富にあったのではないかと推測されます。
亀ヶ岡遺跡では遮光式土偶が出土され、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つとしてユネスコ世界文化遺産に登録されています。
土偶 青森県亀ヶ岡遺跡出土(重要文化財・東京国立博物館所蔵)/遮光器土偶の代表例_ウィキペディアより
遮光器土偶は目がイヌイットやエスキモーが使用する遮光器(ゴーグル)に似ていたためにその名前が付けられました。しかし遮光器との直接の関係はなく目の誇張表現と考えられています。
遮光器土偶は東北地方からの出土が多く、模倣した土偶は北海道南部・関東・中部・近畿にまで広がっています。
ほとんどのものが足や腕などが欠損もしくは切断された状態でみつかっており、これはその部分の怪我の治癒を願ったり、多産豊穣を祈るために行われた行為だと考えられています。またその部分を再生して繰り返し使用していたようです。