縄文時代はなんと一万年以上もあった!(最終回)晩期・人々の精神性は高く〜縄文時代の終焉 (3/7ページ)

Japaaan

注口土器 縄文晩期 青森県つがる市亀ヶ岡遺跡出土 ギメ美術館蔵_ウィキペディアより

注口土器 縄文晩期 青森県つがる市亀ヶ岡遺跡出土 ギメ美術館蔵_ウィキペディアより

青森県の亀ヶ岡遺跡で出土される土器は形や模様が精緻であり、他にも赤く色付けされた土器や、漆塗りの木製品などが出土され、その美しい工芸品のような様式が北海道から中部・近畿の広い地区にわたって流行しました。これは亀ヶ岡文化と称されています。

このような特殊とも言える品々を創り出した感性には、それを要求する高度な精神構造や祖先崇拝に対する感情が存在していたのではないかと考えられています。

西日本最後の縄文土器

そして西日本では縄文時代・晩期を代表するのは「刻目突帯文(きざみめとったいもん)土器」です。

形は弥生土器と同じく簡素であり、佐賀県の「菜畑遺跡」から出土した“山の寺式土器”と、福岡県の「板付遺跡」からはなんと水田跡とともに出土した“夜臼式土器”が代表的です。

特徴としては甕に刻目突帯文と呼ばれる突帯が甕口の外側に連続して付けられています。“山の寺式土器”は刻目突帯が甕口の外側と甕の胴部にいくらか装飾的に施されており、“夜臼式土器”は甕の口の部分にのみ施されています。

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