死の間際、人間の脳内では「脳津波」が広がっていることが判明 (1/4ページ)
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人はいつか必ず死ぬ。この避けることができない運命を迎えるとき、私たちの頭の中では何が起きているのだろう?
2018年の研究で、蘇生が停止された患者の脳が死にゆく瞬間を観察した。すると、酸素が不足した脳内では「脳津波(Brain Tsunamis)」と呼ばれる電気化学エネルギーの波が観測された。
それは画期的な発見であり、脳で進行する死のプロセスを逆転できる可能性があるという。
・死にゆく人間の頭の中で広がる「脳津波」
蘇生が諦められ、抜管された患者の脳から判明したのは、20~40秒ほど酸素が不足すると、脳は”省エネモード”に切り替わるということだ。
こうなると電気的な活動がなくなり、「ニューロン(神経細胞)」同士のコミュニケーションが途絶える。
それから数分後、脳は壊れ始め、電気化学エネルギーの波、「脳津波(拡散脱分極)」と呼ばれる現象が広がる。
脳津波は大脳皮質をはじめとする脳全体に広がり、ついに脳は回復不能なダメージを受ける。