日本人は昔から縁起をかつぐ…「鎌倉殿の13人」に登場する大江広元の姓、祖先は「大枝」だったのになぜ変えた? (1/3ページ)
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」皆さんも観ていますか?
既に多彩なキャラクターが画面を彩っているものの、今から登場を楽しみにしている一人が、栗原英雄さんの演じる大江広元(おおえの ひろもと)。
日ごろクールな文官でありながら、ここ一番の大勝負で熱い一面を垣間魅せてくれる……きっと本作を通して広元ファンが増えることでしょう。
さて、そんな大江広元ですが、彼の祖先は「大枝」姓を称していました。読みはどちらも同じ「おおえ」ですが、あえて改姓したのは、どういう理由があるのでしょうか。
もちろん、単なる誤記とかそういうオチではありません。今回はそれを紹介したいと思います。
あまり枝が栄えすぎると……大枝から大江に改姓したのは、広元から遡ること10代祖先・大江音人。これで「おとひと」若しくは「おとんど」と読みます。
【大江氏略系図】
大江音人-千古(ちふる)-維時(これとき)-重光(しげみつ)-匡衡(まさひら)-挙周(たかちか)-成衡(なりひら)-匡房(まさふさ)-維順(これのぶ)-維光(これみつ)-広元
音人は平安時代初期の弘仁2年(811年)に生まれ、第54代・仁明天皇~第57代・陽成天皇まで4代に仕えた名臣の一人です。