宇宙では脳の配線が変化する。宇宙飛行士の脳の一部に構造の変化 (1/4ページ)
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地球とは全く異なる環境にある宇宙空間は、人体に様々な影響を与える。宇宙貧血や筋力の低下、平熱の上昇、DNAに恒久的な変化など、明らかになってきていることもあるが、まだわかっていないこともたくさんある。
例えば、宇宙が脳を構成する神経細胞の結合に与える影響もその1つだ。
宇宙飛行士12名の脳を検査した最新の研究では、宇宙に行く前と行った後で、「感覚と運動」に関連する神経経路に変化したことがわかったという。
・宇宙に行く前と行った後の脳をMRIで調査
この驚きの事実は、宇宙に滞在(平均172日)する直前と直後に、MRI(核磁気共鳴画像法 )で宇宙飛行士の脳を検査して判明したことだ。
地球への帰還7ヶ月後にも検査が行われたが、相変わらず脳が変わったままだった人もいたという。
変化の中で特に目立ったのは、「感覚と運動」に関連する神経経路の変化だ。
その原因は人体が微重力下の生活に適応しようとしたことと関係があるのではと推測されており、論文では次のように述べられている。