藤原秀衡と源義経を繋いだ男!金商人にして武士でもあった「金売吉次」とは? (2/4ページ)

Japaaan

金売吉次は軍記物語(『平治物語』『平家物語』『義経記』『源平盛衰記』)に登場する伝説がかった人物です。金商人として奥州産の砂金で商い、奥州藤原氏との関わりも持っていたと推察されます。

当時の奥州は金と馬の名産地として知られていました。日宋貿易において金は重要な輸出品だったため、奥州は朝廷や平家からも注目されていたようです。奥州はのちにマルコポーロの『東方見聞録』において日本が「黄金の国・ジパング」と紹介される源流となったようです。

吉次は、軍記物語によると京の三条(あるいは五条)に居を構えた金商人だったと伝わります。当時の金の需要から、相当な長者(金持ち)だったようです。義経と吉次は京で出会い、交流を持ったと考えられています。

当時の義経は、仏門にあって俗世間からは切り離された身の上でした。平治の乱後、源氏の関係者には厳しい処罰が降っています。源頼朝などは伊豆国に流罪。以降20年を同地で罪人として過ごすこととなりました。

まだ幼かった義経や同母兄の阿野全成や義円も、源氏の棟梁の係累として処罰の対象となっていました。いずれも仏門に入ることで助命されていたようです。

吉次は義経の決意を知ると奥州行きを勧め、同地へ誘うことを決めました。

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