そんな理由で!?平安時代、子供を殺した男に下された処分があんまり過ぎる…… (5/5ページ)

Japaaan

その判断は正しかったのか(イメージ)菊池容斎『前賢故実』より

「貴人は身を慎むべし」転じて季武の子殺しを実質的に黙殺した実資でしたが、果たしてそれが天意に適うものであったか否か……その答えは、寛仁4年(1020年)4月に大流行した天然痘だったのかも知れません。

罪なき子供たちが次々と亡くなり、愛する我が子を喪った両親の悲しみが世を覆ったことでしょう。

実資ひとりが責められて済む話ではないものの、子供の命を奪う罪の重さと、それを見逃す業の深さが痛感されます。

※参考文献:

倉本一宏『平安京の下級官人』講談社現代新書、2022年1月 笹川種郎 編『史料通覧 小右記 二』日本史籍保存会、1915年5月

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

「そんな理由で!?平安時代、子供を殺した男に下された処分があんまり過ぎる……」のページです。デイリーニュースオンラインは、行円藤原頼宗水取季武藤原実資平安貴族カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る