肉眼で見える巨大細菌が発見される。なんと1円玉サイズの最大2cm (3/4ページ)

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 しかし当時、単細胞生物ではあるが、まさか細菌だとは想像だにされなかった。その後詳しく分析が行われたことで、ようやく最近になって細菌の仲間であることが判明したのである。

 大きいのは体だけではない。ゲノムもまた巨大で、1100万個の塩基と1万1000個の遺伝子で構成されている。

 これはほとんどの細菌の3倍の大きさだ。詳しい調査からは、チオマルガリータ・マグニフィカのゲノムには繰り返しが多く、ある配列のコピーが50万個以上あることが明らかになっている。

 さらに奇妙なことに、そのDNAは膜のふくろの中に収められている。一般に、これはもっと複雑な生き物の特徴だ。

 普通の細菌のDNAは細胞の中を自由に漂っている。こうした特徴は「原核生物(原始的な細胞核を持つ生物)」と「真核生物(核膜で囲まれた明確な核をもつ細胞を持つ生物)」の境界を曖昧にするものであるという。

 この研究の未査読版はを現在『bioRxiv』(2022年2月18日投稿)で閲覧することができる。
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