【鎌倉殿の13人】独りじゃないよ!流人時代から頼朝に仕え、気にかけた者たち【前編】 (2/6ページ)

Japaaan

弟と思っている(第2回参照)目の前の北条義時(演:小栗旬)さえも、結局は自分をよそ者と思っている「坂東武士」なのだ……そんな寂しさを滲ませていたのが、強く印象に残りました。

流人の時から、幾万の軍勢を率いるようになった今も自分は独り……いや、藤九郎(演:野添義弘。安達盛長)がおったか……頼朝は乾いた笑いを浮かべます。

だがちょっと待ってほしい。佐殿あなた、実はそんな孤独でもなかったはずです。言っちゃ何ですが流人の分際で家来というか友達というか、そんな連中に囲まれながら暮らしていたじゃありませんか。

大河ドラマの都合上、彼らが割愛されるのは仕方ありません。が「本当の頼朝は、決して独りぼっちじゃなかった」ということを、どうか知っておいていただければと思います。

中原光家(なかはら みついえ。生没年不詳)

通称は小中太(こちゅうた)、何だかネズミみたいで可愛いですね。彼は中原家の長男(太郎)で、父も太郎(中太)だったため、息子の光家には小の字がついたのでした。

父親の存在は史料に登場しませんが、わざわざ呼び分けているということは、何かしらの関係があったものと考えられます。

文章が書けたことから文士(ぶんし。右筆)として仕え、以仁王の挙兵以降は藤九郎と共に御家人たちの参集を呼びかける使者として奔走。

石橋山の合戦にも従軍し、頼朝が鎌倉入りした後は中心街からちょっと離れた小坪(現:神奈川県逗子市)に館を構えます。

大河ドラマでは頼朝の侍女として堂々と御所に出入りしている(演:江口のりこ)を、そこに住まわせて(隠して)いたのでした。

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