【鎌倉殿の13人】独りじゃないよ!流人時代から頼朝に仕え、気にかけた者たち【後編】 (6/6ページ)

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鎌倉一族)、土肥次郎実平(演:阿南健治)、岡崎義実(演:たかお鷹)、本間某(不詳。海老名党か)、渋谷重国ら、糟屋盛久(かすや もりひさ)ら、松田(松田郷を領する波多野義常か)、土屋宗遠(つちや むねとお。実平の弟)ら、曽我祐信(そが すけのぶ)らも駆けつけます。

「「「すーけーどーの!あーそびーましょ!」」」

みんなで「頼朝を囲む会」開催中(イメージ)

こんなに大人数で押しかけられて、きっと頼朝は嬉しい悲鳴、主人の祐親は「すわ、敵襲か」と驚いたことでしょう。

『曽我物語』には祐親が(みんなで狩りに行こうと言い出した)頼朝たちの接待に追われるシーン(奥野の狩りの事)もありますが、そっちも又の機会に紹介できればと思います。

終わりに

以上、頼朝を流人時代から支えて来た仲間たち、気にかけてくれた坂東武士たちを紹介して来ました。これだけいてもまだ不足でしょうか。

確かに彼らは肉親ではありませんが、それは別に頼朝だけではありません(例えば藤原邦通については親兄弟はもちろん、きちんと家庭を持ったかさえも不明です)。

現代に比べてはるかに人の死や別離が身近だった当時、家族がずっと一緒である方がよほど珍しいものでした。

どうせ人間、生まれる時も死ぬ時も一人です。たとえ肉親の情は薄くとも、仲間と苦楽を共にした絆こそ、かけがえのない財産ではないでしょうか。

※参考文献:

細川重男『頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人と本拠地「鎌倉」』朝日新書、2021年11月 市古貞次ら校注『曽我物語』岩波書店、1966年1月

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