恐怖は伝染する。友人が多いほど恐怖心が強くなることがお化け屋敷実験で明らかに (2/6ページ)
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・適度な恐怖が楽しみにつながる
彼の2020年の研究では、恐怖レベルがちょうどいい具合でなければ、恐怖と楽しさのバランスが取れないことが明らかなっている。
クラーゼン氏の仮説によると、ホラーという楽しみは、進化した恐怖系によるものなのだという。
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さらに2020年、フィンランドの研究者がvia%3Dihub" target="_blank" title="" rel="noopener"この仮説を裏付けるような研究を発表している。
この研究では、ホラー映画(『インシディアス』と『死霊館』)を見ている人の脳をMRIで検査して、「不気味な状況で感じられる忍び寄るような不吉な感覚」と「不意に怪物が出てきたときに感じる本能的なギョッとする反応」について調べた。
この結果、前者のケースでは、視覚・聴覚に関連する領域が活発化し、後者のケースでは、感情処理・脅威の評価・意思決定に関する領域が活発化することが観察された。
つまり、脅威に対してうまく対応するための反応であると推測できるのだ。
お化け屋敷はこうしたことを実験するには、うってつけの舞台だ。本当に恐怖が迫っているかのような没入感は、恐怖心を起こさせるには大切なポイントなのだ。