恐怖は伝染する。友人が多いほど恐怖心が強くなることがお化け屋敷実験で明らかに (4/6ページ)

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私たちの研究では、こうしたプロセスを悪化させる可能性がある文脈的要因(例:集団である、予期せぬ恐怖)の特定を試みています

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photo by Pixabay

・友人が多いほど恐怖心が強くなる
 タシジアン氏が研究に利用した「17番目のドア」というお化け屋敷は、その名称から想像できるように、17の部屋で構成されており、それぞれに異なる仕掛けが用意されている。

 お化け屋敷にはポーラという主人公が登場する。息子を殺した罪で服役中の女性で、贖罪のために虐待してくる看守やその手下と戦う。およそ30分間で終わるホラーアトラクションだ。

 お化け屋敷のゲストはグループになり、スタッフによって各部屋を案内されながら、大きな音とともに突然何かが出てきたりと、さまざまな恐怖や脅威体験をする(中には俳優が”ゲスト”と会話する珍しいタイプの趣向もある)。

 そうした体験の中には、大学の研究室などでは倫理上許されないような脅威や苦痛を感じさせるものもある。

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The 17th Door 2019 Haunted House Trailer

 2019年、タシジアン氏らは17番目のドアのゲストから156人の実験参加者を募集した(なお、自主的にお化け屋敷に立ち寄った人たちなので、娯楽的恐怖を感じている可能性が高い)。

 参加者は入場料を払い、諸事項への同意書にサインし、お化け屋敷で感じるであろう恐怖をアンケートに記入する。

 それから8~10人のグループになってお化け屋敷に入る。グループは知り合いだけでなく、赤の他人と一緒になることもあった。
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