益若つばさ、子どものネットとの関わり方を語る 「10代の頃からネットで中傷を受けてきた」J:COM主催オンライントークショー イベントレポート (7/12ページ)

バリュープレス

また、お子さん側も、知らない人と会話をするときは『こういう人と話をしながらゲームをしているよ』ということを親御さんに伝えたほうが良いですよね」と語り、益若さんは「私の姪っ子は、オンライン上で知り合った友達と遊ぶようになり、その繋がりから今の旦那さんに出会い、結婚したんです。そういう出会いの広がりもあったりするので、本当に使い方次第ですよね。もちろん怖いこともあるので、そこは理解しておいたほうがいいですけどね」と同意しました。また、「まだスマホを持たせていません。仲間外れなどが心配です」という質問には、「スマホを持っていないことについて、お子さんが納得するのが大切。私の親戚も学生時代はスマホを持たずに友達とやりとりしていたそうなのですが、友達はみんな家の電話にかけてきてくれたようです」という粟津の意見に対し、益若さんは「スマホを持たせていない理由が何かにもよりますよね。金銭面なのか、心配で持たせないのか。いずれにしても子どもとしっかり会話をしていれば、友達からスマホを持っていないことについて指摘を受けた際にもきちんと理由を説明することができる。子どもは意外と“子ども”ではないので、『なぜ持たせないのか?』という理由を伝えてあげれば理解してくれると思います」と自身の思いを伝えました。

そして、最後の質問「若者が持っている情報量のほうがはるかに多く、中途半端な知識で忠告しづらい。大人と子どもの情報格差の埋め方についてどうお考えですか?」に対し、粟津は「親がネットを拒絶するのではなく、ネット時代を受け止め、子どもに教えてもらう姿勢も大事ですよね。私も学校ではお子さんたちにたくさんのことを教えてもらっています。お子さんたちも、自分の知っていることを話したいという思いがあるんですよね。興味を持って、お子さんの話を聞くのが大切です」と実際に子どもと触れあった経験を交えながら話し、益若さんは「子どもが興味をもっているものに自分も参加するよう努力しますね。すると、見えていなかった世界が見えてくると思うんです。年齢が上がってくると、新しいものを取り入れることに抵抗がありますよね。でも、親世代はもっとミーハーで良いと思います。もし子どもがTikTokにハマったとしたら、私は子どもよりもたくさん調べて最先端情報を得ようとすると思います。

「益若つばさ、子どものネットとの関わり方を語る 「10代の頃からネットで中傷を受けてきた」J:COM主催オンライントークショー イベントレポート」のページです。デイリーニュースオンラインは、ネットライフオンライントークショーなすなかにしJ:COM益若つばさネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧