時を戻そう。皮膚細胞を30歳若返らせることに成功、53歳の肌が23歳に (3/6ページ)

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・iPS細胞技術を応用したら皮膚細胞が30歳若返る
 この研究を行った、バブラハム研究所のウォルフ・ライク教授ら研究チームは、53歳の女性から採取した皮膚細胞にiPS細胞技術を応用してみた。ただし、本来、細胞を化学物質に50日間漬けるところを12日に短縮したみたのだ。

 すると驚いたことに、細胞はiPS細胞になるかわりに、30歳も若返ったのである。見た目も、振る舞いも23歳の皮膚細胞そのものだった。

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Fibroblast Cells Migration as Part of a Wound Healing Assay・ただし実用化するには克服すべき問題点も
 ただしライク教授は、『https://elifesciences.org/articles/71624』(2022年4月8日付)に掲載された研究がまだごく初期段階にあることを強調する。

 医療として実用化されるまでには、克服せねばならない問題がいくつかある。iPS細胞法が、がんのリスクを高める可能性もあるからだ。

 それでも、細胞の若返りが可能であると実証できたことは大きな前進で、ライク教授は、いずれはもっと安全な方法が見つかるだろうと確信している。

 「長期的な目標は、いつまでも健康で生きられるよう、人間の健康寿命を延ばすことです」とライク教授は話す。
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