時を戻そう。皮膚細胞を30歳若返らせることに成功、53歳の肌が23歳に (2/6ページ)
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image credit:Toni Barros / WIKI commons
・iPS細胞の開発で技術が進む
ドリーのクローン技術は、2006年に京都大学の山中伸弥教授が「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を開発したことで、よりシンプルなものになった。
山中教授の方法では、成熟した細胞を50日間、化学物質に浸す。すると遺伝子が変化して、成体細胞が幹細胞に変化するのだ。
クローン技術でもiPS細胞でも、作られた幹細胞を再び成長させて、必要な細胞にすれば、病気の治療にも使えるはずだ。ところが、これが思いのほか難しく、それから数十年がたった今も、幹細胞による治療は大きく限られている。