デジタルデータで建築の記憶を後世へ。 解体が始まった黒川紀章氏設計の名建築『中銀カプセルタワービル』を3次元で保存する3Dデジタルアーカイブプロジェクトが始動! (1/5ページ)

バリュープレス

gluonのプレスリリース画像
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建築家・黒川紀章氏が設計したメタボリズム建築の代表作『中銀カプセルタワービル』(東京・銀座)。 解体着工を前に、名建築の価値を後世に残すため、gluon(グルーオン)を中心に3Dデジタルアーカイブプロジェクトのメンバーで3次元計測を行った。3次元レーザースキャン、フォトグラメトリ、ドローンなどの測量技術を組み合わせデジタルデータとして記録。 測定した3次元点群データや撮影した20,000枚以上の写真をもとに3次元データ化。デジタルアーカイブとして建物の形状を記録し、後世へ残します。

◆概要
建築や都市のデジタル化を推進してきたgluon(グルーオン)が中心となって、名建築を3次元データで保存する取り組み「3Dデジタルアーカイブプロジェクト」が始動。
gluonは、これまでにも建築の3Dデジタルアーカイブや、3Dデータを活用した施策づくりを行っており、本プロジェクトでは、これまで空間のデジタル記述で培ってきた3次元計測技術を活用し、デジタルアーカイブとして新たな保存手法の構築と名建築の価値を継承していくことを目指します。
中銀カプセルタワーの記録には、ミリ単位で正確な距離を計測できるレーザースキャンのデータと、一眼レフカメラやドローンによって撮影した2万枚以上の写真データを組み合わせて、建物全体をスキャンすることで、実空間の情報をまるごと3次元データ化します。
取得したデータから3Dモデルの生成も始まっており、写真や図面だけでは記録しきれない複雑な形状や構造をデータ化。建築家・黒川紀章氏が設計したメタボリズムの代表作とされる名建築の価値を後世へ継承していくことを目指します。

◆空間のデジタル記述で培ってきた技術を活用し、3種の計測を実施
(1) 3次元レーザースキャン
3次元レーザースキャナーを用いて、高精度の位置測定を行い、建物の形状を立体的にスキャン。取得したデータは、座標情報を持った点の集まりによる「点群データ」と呼ばれ、点が集まって空間を立体的に形容するデータとなります。「点群データ」は、画像も同時に記録することで各点に色情報を与えています。 3次元点群データを用いることで、建物の姿をありのままに3次元情報として再現することができます。

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