志村けん「アイーン」誕生秘話も!懐かしの昭和芸人一発ギャグは意外なきっかけで生まれた (1/4ページ)

日刊大衆

志村けん
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 一撃で場を盛り上げ、人々を笑顔にする、お笑い芸人の"ギャグ”。「歌は世につれ、世は歌につれ」などという言葉もあるが、ギャグも、まさに常に人々に求められ、時代とともに移り変わっていくもの。今回は、そんな爆笑の思い出を振り返っていこう。

 まずは、ハナ肇とクレイジーキャッツ。1955年の結成後、ジャズ喫茶での音楽ギャグで人気を博し、音楽バラエティ『シャボン玉ホリデー』(日本テレビ系)などへの出演をきっかけに、国民的人気グループとなった。

 芸能史に詳しい放送作家の松田健次氏は、こう語る。

「まだ敗戦の影が残る時代に、明るいお笑いギャグで日本に活力を与えた存在でした」

 伝説的なギャグとなったのは、植木等の「お呼びでない? こりゃまた失礼いたしました!」だった。

「出番を間違えて出てきた植木が、咄嗟に放ったアドリブが大ウケ。以来、定番ギャグとなりました」(スポーツ紙演芸担当記者)

 メンバーの谷啓にも「ガチョーン」がある。

「趣味の麻雀の中から生まれたギャグで、谷が牌をツモるときに発する声が起源とのことです」(前同)

 CM前のオチなどに使われたが、前出の松田氏は「その一瞬の間が絶妙」と語る。続けて、「谷さんは、実力のあるトロンボーン奏者で、見る人、聞く人を引きつける間やリズムというのを、よくご存じだったんでしょう」

 同時代には、初代・林家三平も“昭和の爆笑王”として大人気だった。
「ギャグと愛嬌のある仕草で畳み掛ける爆笑落語で大人気になりました。

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