「鎌倉殿の13人」処刑を命じられる義時。源義高の運命やいかに…第17回放送「助命と宿命」予習 (2/7ページ)
「今すぐ冠者殿(義高)を討つのはたやすいこと。しかし、一方的に弱者を殺すというのは、どうにも外聞が悪くてかなわん」
あくまでも義高から先に手を出して(討たれてもしょうがない、つまり誅殺の大義名分となる行動を起こして)欲しい……という訳で、頼朝は「自分が義高を討とうとしている」という噂をわざとリークします。
危機感を覚えた義高が鎌倉を脱出すれば、頼朝としては「婿殿が謀叛を起こそうとしているに違いない」と、討ち取る大義名分になるからです。
いくら義高が「鎌倉殿が自分を討とうとしているから、やむなく脱走しただけ」と言おうと、あくまで確証のない噂に過ぎません。
よし、この手で行こう……さっそく頼朝は御家人たちを通じて、まことしやかな噂を蔓延させました。
「このままでは、冠者様が殺されてしまう!」
女房たちから噂を聞かされた大姫はいてもたってもいられず、義高に鎌倉から脱出するよう促します。