公園管理者も「見たことなかった」 茂みの中から出現した「謎の石像」が話題に→その正体を突き止めてみた! (2/3ページ)

Jタウンネット

ただ、私たちも見たことない石像でしたし、誰も知らないものだったんです」(田中会長)発見された石像(画像は麻生多摩美の森の会のFacebookページより)

田中会長らは問い合わせを受けて捜索を開始。すると、茂みの中で石像を発見したそう。

その後、石像の周囲を刈り込んできれいに整備して、見えやすい状態に。そして、看板の設置やFacebookページを通じて情報提供を求めた。

こうした動きによって、田中会長の元には有力な情報も集まってきて......。

「色々と問い合わせがあったのですが、石像は東京・新島のコーガ石(編注:イタリアのリパリ島と新島でのみ産出される世界的に珍しい石)で作られたものではないか、との情報がありました。私も調べたのですが、似たような石像が竹芝桟橋にあったので、それなのかなと。ほかにも、私たちと同じく麻生区で保全活動を行う多摩美みどりの会の初代会長・小林イチロウ(漢字不明・故人)さんが40年ほど前に自宅から公園に持っていく様子を見たとの情報もありました。また、石像は元々、道路沿いの見えやすいところにあったようですが、後から移動したとの話も耳にしています」(田中会長)

田中会長から聞いた話をもとに同日、Jタウンネット記者は新島村の産業観光課の担当者に取材を行った。

作者の孫を直撃!

新島では、コーガ石を使った工芸品「モヤイ像」を各地に寄贈していたことがある。多摩美みどりの会の小林さんも、そうやって石像を手に入れたのだろうか。新島村の産業観光課の担当者は記者の質問に、以下のように答える。

「村から寄贈したモヤイ像は全国に13体あります。データを探してみましたが、川崎の方には送っていないです。正式に村から贈られたものではありません」

村から寄贈されていないとなれば、どこから仕入れたのか――筆者が頭を抱えていると、担当者はこんな情報を聞かせてくれた。

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