「鎌倉殿の13人」壇ノ浦の合戦シーン、アッサリ過ぎ?…第18回放送「壇ノ浦に舞った男」振り返り (3/8ページ)
そのようなお二人が並び立つはずはない」
だから、義経に謀叛の心などないことは百も承知で、すべて鎌倉殿が御為として訴えたのです。
あるいは、天に護られた同士の対立を煽った上で、最終的な勝者につこうと考えたのかも知れませんが……さすがにそこまでは考えていないでしょう。
ともあれ景時と言えば讒訴ですが、その動機があくまでも鎌倉殿への忠誠ゆえであることが判りやすい描写でした。
平宗盛(演:小泉孝太郎)昔から、平家を滅ぼした無能な棟梁として描かれがちな宗盛。実際、当時からあまり評判のよい人物ではありませんでした。
平宗盛。いかにもぽっちゃりとした貴族のお坊ちゃま風に描かれている。『天子摂関御影』より
義経「死罪と決まっているのに、随分と穏やかだな」
宗盛「人が一生で出会う、あらゆる楽しみを味わってきた。未練はござらん」
壇ノ浦では命を惜しんで生け捕られ、鎌倉へ護送されても泣いて命乞いするばかり……など散々ですが、本作の宗盛は実に潔い振る舞いが爽やかな印象を残します。
(斬首された首級は捨てられるため)胴体だけでも我が子・平清宗(演:島田裕仁)と共に葬ってくれるよう願い、亡き兄たちとの信頼関係を語るなど、家族の絆を魅せた宗盛。