「鎌倉殿の13人」壇ノ浦の合戦シーン、アッサリ過ぎ?…第18回放送「壇ノ浦に舞った男」振り返り (4/8ページ)
その姿は、彼を護送していた義経にとって眩しく見えたように感じられます。
義経を危険視、忌避する頼朝との和解に一役買おうといわゆる「腰越状」の代筆を買って出た宗盛。その好意は本心なのか、あるいは兄弟の仲を裂こうと謀った最後の一矢だったのでしょうか。
しかし一から十まで宗盛が文章を考えてそのまま書いた(義経にチェックもさせずに送った)とは考えにくく、義経の拙い口述を宗盛が丁寧に書き直してあげたと見るのが自然です。
いくら面倒だからと言って、かつて敵だった者に自分名義の書状を(代筆はともかく)中身まで丸投げしてしまうのは、流石にいかがなものでしょうか。
なので本作の設定に則るなら、恐らく義経は頼朝がかつて右兵衛権佐であったことを知らず、また検非違使の官職がどの程度の重さであるのかも知らなかったものと考えられます。
畠山重忠(演:中川大志)&和田義盛(演:横田栄司)義経に従って四国方面を進む畠山重忠と、源範頼(演:迫田孝也)に従って中国・九州へ進む和田義盛。
冒頭に出てきた義盛の「腹減った、帰る!」というエピソードは『吾妻鏡』にもあり、彼をはじめ東国武士たちはほとほと嫌気が差していたのでした。