RX-8のエンジンがカーボンロック、オーバーホールしてみた! (1/5ページ)
ロータリーエンジンに詳しい方から「面白い車を整備するよ」と電話がありました。早速行ってみると、そこにはRX-8があり、さらに後期型が置いてありました。
車は、ソコソコ傷んでいるように見えました。どうやらエンジンが、カーボンロックして不動になってしまっているようです。
このRX-8は、従業員さんがロータリーエンジンに乗りたいらしく、いろいろな所に見に行って不動車を15万円で譲ってもらったようです。
ここでは、ロータリーエンジンのオーバーホールや、最新ロータリーであるRX-8での注意点などを解説します。
■RX-8の情報と状態引用:筆者引用画像
RX-8は、平成23年製(2011)です。 走行距離は、約14万キロ 車検は、2年近く残っている状態 ショックは、車高調に変更済み 内装は普通の使用状態 外装は、フロント・リアバンパーともに傷が多い状況(要:板金塗装) エンジンは、カーボンロックによって不動現在、RX-8の後期型は、状態にもよりますが200万円前後はすると考えます。15万円で購入した車体をお安く直せたら、ユーザーもお得感があるということでしょう。
■RX-8のカーボンロック(エンジンブロー)とは?引用:筆者撮影画像
RX-8は、ロータリーエンジンです。ロータリーエンジンは、ロータリーハウジングの中をロータリー(おにぎり)が回ることで、動力を得ています。
RX-7のときよりも、RX-8として進化したモデルの方が、スラッジのたまりが多いと言われています。これは、排気システムの違いによって起きているようです。
またレシプロエンジンよりもガソリン濃度が濃いという点が、カーボンが溜まりやすい車となるとといえます。さらにエンジンオイルをハウジング内に噴射する必要性から、もともとスラッジやカーボンの蓄積しやすいエンジンです。
ロータリーエンジンのカーボンロックとは、簡単に言うとアペックスシールやサイドシールにカーボンが溜まり(レシプロでいうピストンリングなど)、エンジンが掛からなくなってしまう現象です。