この予習は必須!【鎌倉殿の13人】北条泰時の生涯と実績をたどる。御成敗式目だけじゃないぞ:前編 (7/7ページ)
暗殺される実朝(中央)。香朝楼「歌舞伎座新狂言 星月夜 鎌倉石段之場」
第3代・源実朝(演:柿澤勇人)が建保7年(1219年)に暗殺されてから7年の空位を乗り越え、再び鎌倉に大義名分が復活したのでした。
ただし、これからの鎌倉殿はあくまでお飾りに過ぎず、幕政の実権は執権・連署をはじめ評定衆によって握られています。これが武士の武士による武士のための政治のはじまり、まさに「武士の世」の幕開けとも言えるでしょう。
【後編へ続く】
※参考文献:
上横手雅敬『北条泰時』吉川弘文館、1988年10月 坂井孝一『鎌倉殿と執権北条氏 義時はいかに朝廷を乗り越えたか』NHK出版、2021年9月 高橋慎一朗『武士の掟 「道」をめぐる鎌倉・戦国武士たちのもうひとつの戦い』新人物往来社、2012年2月 永井晋『鎌倉幕府の転換点 『吾妻鏡』を読みなおす』NHKブックス、2000年12月 細川重男『頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」』朝日新書、2021年11月日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan