我こそ次の鎌倉殿…源実朝の暗殺後、将軍位を狙って挙兵した源頼茂の野望【鎌倉殿の13人】 (2/5ページ)

Japaaan

「アイツらだけが源氏ではない!そもそも7代前に遡れば、我らこそ嫡流と言えよう!」

清和源氏略系図

源頼朝(演:大泉洋)が生前、何かと源氏の嫡流だなんだと言いふらしていましたが、そんな主張には何の根拠もありません。

たまたま勝ち上がれたから駄法螺に中身がともなったようなもので、ならば今回の混乱に乗じて自分が鎌倉殿にねじ込んだっていいじゃないか。源氏だもの……。

そんな頼茂は『尊卑分脈』によると、この時41歳(治承3・1179年生まれ)。祖父・頼政が以仁王(演:木村昴)を担いで挙兵した折、頼政らの敗死後も平家の追及を逃れ何とか生き延びます。

大内裏を警固する頼茂(イメージ)

頼朝が天下を平らげた後は大内守護(大内守護。大内裏の警固役)として鎌倉と京都の橋渡しを務めて来ましたが、内心では「自分の方が嫡流なのに」と思っていたのでしょうか。

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