サンドウィッチマン「死んでお詫びするしか」思い詰めた過去も…NHK出禁から奇跡の大躍進「愛される秘密」 (1/3ページ)

日刊大衆

サンドウィッチマン
サンドウィッチマン

 春の番組改編が終わって約2か月。テレビをジャックしている芸人がいる。

「新しく始まった『ZOO -1グランプリ』(TBS系)など、サンドウィッチマンが19時台の番組に週5日、出演しているんです。それを含め、13本のレギュラー番組に、8社のCMもあります」(民放関係者)

 今回は、なぜ彼らが引っ張りだこなのか、その理由を探っていきたい。

 2018年、雑誌『日経エンタテインメント!』の「好きな芸人」調査で、14年連続でトップだった明石家さんまを退け、1位に輝いたサンドウィッチマン。その後も同調査で3年連続1位を獲得しており、その地位は盤石と言える。

「その風貌からか、かつてNHKは “出禁”で、人気ネタ番組『爆笑オンエアバトル』にも出られなかった。それが、19年と20年には『NHK紅白歌合戦』の審査員を務めたんですから、大出世ですよ」(前同)

 お笑い評論家で江戸川大学教授の西条昇氏は、テレビでの彼らをこう分析する。

「子どもと絡めるし、お年寄りとも大丈夫。局としても、安心して使える存在です」

 番組におけるスタンスも評価されているという。

「比較するなら、さんまは“さんまの笑い”を拡張しますが、サンドウィッチマンは各々の番組の構成まで理解して、“企画を生かすための自分たちの役割は何か”という放送作家的な視点を持っている。

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