「鎌倉殿の13人」北条と比企の対立、謀叛に利用される曽我兄弟の仇討ち…第22回「義時の生きる道」振り返り (3/8ページ)

Japaaan

鶴丸(演:佐藤遥灯)との友情、そして弥九郎(演:渡部澪音)との仲直りなど、金剛の成長が楽しみですね。

比企と北条の対立、たらい回しにされる比奈

建久3年(1192年)8月9日、政子の次男となる千幡(源実朝)が誕生。その乳母父として阿野全成(演:新納慎也)と実衣(演:宮澤エマ)夫婦が選ばれますが、全成は何だか不満顔。

「(乳母父となることが吉と出たが)私の占いが半々しか当たらないのは知っているだろう!」

一度くらいは祈祷を成功させたい全成(イメージ)

それって占いの意味がないんじゃ……祈祷にいたっては効果のあった例しがない、とまでは言わなかった実衣さんは偉いです。

冗談はさておき、千幡の誕生によって相対的に嫡男の地位がゆらぐ長男の万寿(源頼家)。その乳母父である比企能員(演:佐藤二朗)と(演:堀内敬子)との確執が深まってしまいます。

比企の地位をより安泰にするため、能員は姪っ子の比奈(演:堀田真由。姫の前)を頼朝の側室にあてがおうとしますが、政子に阻まれて失敗。

義時の後妻にしようと思っていたんだ……頼朝は何とか切り抜けたものの、義時にとりあえずその気はない様子。たらい回しにされて、ちょっと気の毒ですね。

『吾妻鏡』などでは義時が一目惚れ、フラれてもフラれてもしつこくアプローチを続けた結果、頼朝の仲立ちで正室に迎える姫の前。

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