「鎌倉殿の13人」北条と比企の対立、謀叛に利用される曽我兄弟の仇討ち…第22回「義時の生きる道」振り返り (6/8ページ)
これが頼朝亡き後に御家人同士が殺し合いを始めた混沌の時代ならともかく、頼朝が健在である前提なら、許可なき仇討ちは間違いなく謀叛に当たります。
頼朝まで討つ気でいるとか否は関係なく、曽我兄弟が仇討ちを決行した後、五郎の烏帽子親である時政も無事(知らなかった)ではすみません。
『曽我物語』では母親が仇討ちを諦めるよう諭しており、時政もこの場面に接したら(仇討ちを知っていたら)少なくとも頼朝に祐経の非道≒仇討ちの許可を訴え出るワンクッションはおくのではないでしょうか。
とにかく殺っちまえ、後は野となれ山となれ……という態度は、鎌倉武士団の中枢に位置する北条氏の棟梁にあるまじき軽挙。
物語としては面白くなるのでしょうが、比企につけいる隙を与え、仇討ち≒謀叛を未然に阻止するチャンスを逸してしまったようです。
富士の巻狩り、そして仇討ち……第23回放送「狩りと獲物」先週からの八重ロスに苦しむ視聴者たちの箸休め的なホームドラマ展開が多めだった第22回。
次週は金剛が元服して北条頼時(演:坂口健太郎。