石神井川に架かる下頭橋という橋と側に建つ小さな六蔵祠を調べてみた (6/7ページ)

心に残る家族葬

または、5円、50円、500円、5000円、5万円、50万円、500万円…いくらだったら、「自分のため」についつい使ってしまったとしても、許されたのか?

もしかしたら今回の誤送金事件は「解決」の時を迎えた後、インターネット上はもちろんのこと、町役場や警察、裁判所等の公文書に「正確」に残されるのみならず、それを元にした漫画・アニメ・小説・映画等はもちろんのこと、子ども向けの「倫理」「道徳」の「教科書」に掲載される「むかし話」「説話」として、語り継がれていくかもしれない。場合によっては、ザイプスが言うように、4630万円を使い果たした若者の「キャラクター像」が、時代の変遷や地域の差異に即した形で、新たな人物として生まれ変わり、描き直される可能性もある。その時には、「下頭橋」の「六蔵」の話もまた、橋や祠そのものは残っていても、今現在伝わっているものとはいくらか異なった形の「物語」に書き換えられているかもしれない。

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