娘を育てるため男として生きることを選んだ母親。36年後のカミングアウト (2/4ページ)
寺院に出向き長かった髪を短く切って、サリーの代わりにシャツとルンギー(暑い地方で着用される腰に巻く男性用の服)を着た。
そして、名前を「ムトゥー」と変更して、男性として生きることにした。
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性別を男性に変更した後、ムトゥーさんは娘と別の場所へ引っ越して暮らした。新しい場所では、ムトゥーさんが女性であることを知る人は誰もいなかったし、女性であるとバレることはなかった。
ムトゥーさんは、有権者IDや配給カード、国民識別番号が記されたアドハーカード(インドの国民識別番号)なども全て「ムトゥー」として登録していた。
最近になって20年以上前に離れたカトゥナヤッカンパッティ村に戻って来た。村でムトゥーさんの秘密を知っているのは、近親者のみだった。
36年間、男性として暮らしてきたおかげで、あらゆる仕事に就くことができ、娘への安全かつ安心な生活を確保できたとムトゥーさんは言う。