5歳で犬を斬り、15歳で人を斬る…武士道のバイブル『葉隠』が伝える子育てが過激すぎる (4/4ページ)
「武士なんだから人を斬り殺すくらい慣れておけ、血や臓物くらいでビクビクすんな」
現代からすればとんでもない価値観ですね。しかし武士はあくまで戦闘者であり、必要とあらばいつでも敵を殺すことこそ本分。
いざ一大事に刀を抜いて大切なもの(主君や御家をはじめ、自分や家族の生命や財産、名誉など)を守れるよう、このように過激な教育を施したのでした。
中には「犬や罪人も同じ命。命を何だと思っているんだ!」そう憤る方もいるかも知れません。しかし大切な命を守るために、そうでない命を躊躇なく奪わねばならぬことは間々あるもの。
その時に備えて訓練しているのです(人を斬る前段階として犬を斬るというのは、流石に犬が可哀想すぎますが……)。
同じ命だからと言っても、テロリストと家族の命だったら、どっちを選ぶかは一目瞭然。そういう厳しさを備えてこそ、武士の奉公は成るというお話しでした。
※参考文献:
古川哲史ら校訂『葉隠 中』岩波文庫、2011年6月日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan