着物の襟はどっちが手前?マナーの由来は奈良時代の法律「右衽着装法(うじんちゃくそうほう)」にあった (4/4ページ)

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死に装束を左前に着ている幽霊(イメージ)

左前にする理由は諸説あり、死者の世界が生者の世界と真逆であると考えられたためとか、あえて逆さにすることで魔除けにするため等の説があります。

この左前が転じて運勢が傾き、暮らしが苦しくなることを「左前になる」などと言いますが、なるべく使わない(そういう事態を回避できる)ように頑張りたいですね。

近ごろはなかなか着物を着る機会が少ないものの、こうした豆知識を覚えておくだけでも面白いものです。

※参考文献:

小沢康輔『暮らしのなかの左右学』東京堂出版、2009年10月 佐原真『佐原真の仕事5 衣食住の考古学』岩波書店、2005年7月 舘野和己『古代服飾の諸相』東方出版、2009年5月

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

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