井上尚弥vsノニト・ドネア、アントニオ猪木vsモハメド・アリ…格闘技「世紀の一戦」の舞台裏 (1/3ページ)

日刊大衆

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 今も格闘技ファンの間で語り継がれる、「世紀の一戦」がある。令和の世に、そんな“歴史的試合”を次々と生み出しているのが、日本人初のボクシング3団体統一王者として、その名を世界に轟かせる井上尚弥だ。

「今年6月7日、WBAスーパー&IBF世界バンダム級王者として、WBC同級王者でフィリピンの英雄、ノニト・ドネアを2回TKOで下しました。彼は2019年にもドネアを激闘の末、下しているが、今回は圧勝。ドネアは1Rのダウンで記憶をなくしたそうです。3団体統一王者の井上は今や、日本ボクシング史上最強のチャンピオンです」(専門誌記者)

 その強さを証明するかのように、ボクシング界で最も権威ある米専門誌『ザ・リング』が独自に作成する最強選手ランキング『パウンド・フォー・パウンド(PFP)』で、1位に選出されている。

「『リング』のPFPで1位になるなんて、もう別世界の話ですよ。日本人がトップ10に入ることすら、僕が生きているうちにはない、と思っていましたから」

 こう感嘆するのは、自身も00年に坂本博之との“史上最大の日本人対決”を繰り広げた、元WBA世界スーパーフェザー級&ライト級王者の畑山隆則だ。

「同じチャンピオンの僕から見ても、井上選手はパンチ力、テクニック、耐久力、反射神経と、どれを取っても一流です。それでいて、非常に基本に忠実なボクサーで、隙がない。階級は違いますが、分かりやすく言えば、マイク・タイソンと同じレベル。3団体統一を成し遂げ、今も進化を続けているわけですから、化け物だと思います」(前同)

 元チャンピオンも脱帽する強さ。王者・井上の最強伝説はまだまだ続きそうだ。

 続いては、プロレス。

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