二人は親子?それとも…源頼朝に仕えた雑色の鶴太郎・鶴次郎を紹介【鎌倉殿の13人】 (7/7ページ)
こうして鶴次郎もまた、歴史の表舞台から姿を消したのでした。
終わりに以上、『吾妻鏡』から鶴太郎と鶴次郎を紹介しました。ちなみに鶴太郎という名前の者はもう一人おり、文治6年(1190年。建久元年)1月6日に出羽国で叛乱を起こした大河兼任(おおかわ かねとう)の嫡男が登場します。
しかし彼はもちろん別人であり、間もなく行方不明になってしまいました(恐らく討伐されたのでしょう)。
話を戻して、『吾妻鏡』には他にも多くの雑色や下級官人などが登場します。言わば歴史舞台のエキストラにも目を向けて見ると、より共感できて面白いです。
皆さんも、ぜひ『吾妻鏡』を読んでみて、推しキャラを見つけてほしいと思います。
※参考文献:
御家人制研究会『吾妻鏡人名索引』吉川弘文館、1993年3月 五味文彦ら編『現代語訳 吾妻鏡 1頼朝の挙兵』吉川弘文館、2007年11月 五味文彦ら編『現代語訳 吾妻鏡 2平氏滅亡』吉川弘文館、2008年3月 五味文彦ら編『現代語訳 吾妻鏡 3幕府と朝廷』吉川弘文館、2008年6月 五味文彦ら編『現代語訳 吾妻鏡 4奥州合戦』吉川弘文館、2008年9月 五味文彦ら編『現代語訳 吾妻鏡 5征夷大将軍』吉川弘文館、2009年3月 五味文彦ら編『現代語訳 吾妻鏡 6富士の巻狩』吉川弘文館、2009年6月日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan