「鎌倉殿の13人」畠山重忠・重保父子に迫る最期の刻。第35回放送「苦い盃」予習【前編】 (2/5ページ)
牧の方)は飽くなき野望のため、武蔵国を掌握する妨げとなる畠山重忠(演:中川大志)に魔手を伸ばします。
果たして鎌倉武士の鑑と称された重忠の運命やいかに。今週もNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、第35回放送「苦い盃」を予習していきましょう。
稲毛重成、久々の登場だが……鎌倉中不靜。近國之輩群參。被整兵具之由。有其聞。又稻毛三郎重成入道。日來者蟄居武藏國。近曾依遠州招請。引從類參上。人恠之旁有説等云々。
※『吾妻鏡』元久2年(1205年)4月11日条
時は元久2年(1205年)4月。鎌倉に近隣の御家人たちが武装して集まり、何だか不穏な空気が漂ったと言います。
そんな中、日ごろ地元の武蔵国に引きこもりがちであった稲毛重成(演:村上誠基)も鎌倉へやって来ました。舅の北条時政に呼ばれたのです。
時政に呼ばれた稲毛入道。大河ドラマでも、出家しているでしょうか(イメージ)
妻のあき(演:尾碕真花。稲毛女房)に先立たれた悲しみで出家。稲毛入道などと呼ばれていましたが、時政との絆は変わらず続いていました。
「よぅ、三郎(重成)。お前ぇに来てもらったのはほかでもねぇ……」
ここで時政と重成が何を話したかは分かりませんが、やがて鎌倉に静けさが戻り、御家人たちが地元へ引き上げた後も重成は鎌倉にとどまります。
世上物忩頗靜謐。