無実の罪で滅ぼされた畠山重忠の末子・畠山重慶にも謀叛の疑い…その運命やいかに【鎌倉殿の13人】 (6/6ページ)

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宗政のやんちゃぶりに頭を痛める朝政(イメージ)菊池容斎筆

「こやつのクチの悪さは兄としても手を焼いておる所ではございますが、なにぶん粗忽な坂東武者なれば、鎌倉殿への忠義ゆえとご寛恕たまわりたく……ホレ五郎!」

「すぃやせンでしたー」

「……うむ」

かくして一件落着。しかし殺されてしまった重慶が生き返る訳ではなく、畠山一族の命脈は断たれてしまったのでした。

余談ながら、坂東の名族である畠山の名跡を惜しんだ北条氏は重忠の未亡人(時政の娘)を足利義純(あしかが よしずみ)に嫁がせ、畠山の家督と遺領を相続させます。

これが後に能登国(現:石川県北部)の守護大名・畠山氏となるのですが、それはまた別のお話し。

※参考文献:

五味文彦ら編『現代語訳 吾妻鏡 7頼家と実朝』吉川弘文館、2009年11月 佐藤和彦ら編『吾妻鏡事典』東京堂出版、2007年8月 関幸彦ら編『吾妻鏡必携』吉川弘文館、2008年9月

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