笛吹の少女から象部隊を錯乱させるラッパなど、古代から使用されてきた音響兵器の歴史 (2/7ページ)
こうしてビサルティアはカルディアを破ったと伝えられている。
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レオナルド・ダ・ヴィンチ作の後ろ足立ちになって兵士を振り落とそうとする馬の像 / image credit:WIKI commons・巨大な象の部隊も音には弱い
紀元前326年、インドに遠征していたアレクサンドロス大王は、古代インドの王ポロスから象は視力が弱いが、耳が敏感で、突然鳴る大きな音を嫌うと教わっていた。
斥候(せっこう:偵察隊)から戦象部隊が接近していると報告を受けたアレクサンドロス大王は、騎兵隊に豚とラッパで迎え撃つよう命じた。
そして甲高い豚の鳴き声とラッパの響きで、見事戦象部隊を敗走させたのだ。
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豚の鳴き声で戦象を敗走させるアレクサンドロス大王 / 1420, ’Le Livre et le vraye hystoire du bon roy Alixandre,' The British Library, CC BY
紀元前280年、そんな戦象をギリシャのピュロス王がイタリアに連れてきた。その巨大な動物を初めて目にしたローマ兵は恐怖したことだろう。