笛吹の少女から象部隊を錯乱させるラッパなど、古代から使用されてきた音響兵器の歴史 (5/7ページ)
カーニクスの音色
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楽器のような兵器もある。鏑矢(かぶらや)だ。
中国の歴史家、司馬遷は紀元前100年頃、矢じりの根元に穴あきの骨や木片が取り付けられた矢について記している。
これを大量に射ると悲鳴のような音が鳴り響き、敵兵士や馬は恐怖に陥ったという。鏑矢は中央アジアでも発掘されている。
古代中国の戦争に関する文献には、爆音で敵を混乱させる技術について記されている。これは中国の唐代(618~907年)に発明された火薬を使ったもので、日本の武士も13世紀後半の元寇で目にしている。
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urasimaru / image credit:WIKI commons・現代の音響兵器
音は現代の戦いでも有効だ。例えば、第二次世界大戦、ソ連軍はドイツ兵が眠れないよう一晩中、大音量でアルゼンチン・タンゴを流した。