笛吹の少女から象部隊を錯乱させるラッパなど、古代から使用されてきた音響兵器の歴史 (6/7ページ)
1989年の米軍によるパナマ侵攻では、昼夜を問わずにドアーズ、アリス・クーパー、ザ・クラッシュといった爆音のロックが流されている。
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音響兵器は戦場以外でも使える。
アメリカのショッピングセンターはこのアイデアを拝借して、若者にしか聞こえない周波数でクラシック音楽を流し、買い物もせずにたむろしようとする十代の若者たちを撃退した。
また2022年のニュージーランドでは、コロナウイルスのワクチン反対デモを追い払うために、警察がバリー・マニロウの曲を流している。
最近の音響兵器は、群衆コントロール用に開発されており、不穏な気配を感じる。
米国・イスラエル・中国・ロシアなどが低高周波の大音量パルスで感覚を攻撃する非殺傷兵器を公開。米軍は2004年にイラクでそれを使用しているほか、ニューヨークやミズーリの警察が市民デモに対して使ったこともある。
一方、米国は音響兵器の被害者でもあるかもしれない。