推し活歴、10年。月1で遠征していた声優ファンが感じた“推し活の変化” (2/4ページ)
好きという気持ちが“興味”から始まり、行動によって、より愛が深まっていくのは、恋愛においても「推し活」においても同じかもしれない。
■「仕事」と「推し活」の相互作用
▲朗読劇のパンフレット(提供写真)
声優の「推し活」には一体どんなものがあるのか。みさとさんに聞くと、「声優さんが出ているアニメやゲームのイベントがメジャーです。トークショーや、音楽活動している方だとライブなどもあります。私は朗読劇が好きなんですが、声優さんならではの、感情がこもった読み聞かせはそれだけで泣けたりします」と教えてくれた。
たしかに、朗読劇は声を生業にする声優ならではのイベントだ。聞いていると、会える機会はさまざまなように思えるが、みさとさんの“10年間”と人生の約3分の1を共にした長きにわたる「推し活」は、一体どのようなものだったのか。
▲ライブ前の様子(提供写真)
「イベントが行われるのが基本的に東京だったので、21歳から25歳くらいまでの間は月に1回、最低でも2カ月に1回は推しのイベントの為に東京へ行くという生活を続けていました。学生時代や新卒の時はお金が無かったので、仕事終わりにそのまま夜行バスで東京に行って、イベントに参加して、そのまま夜行バスで帰って、そこから仕事に行く……。ということもしていました」
イベントへ行く為に頻繁に遠征していたというみさとさん。また、25歳のときが一番「推し活」に熱が込もっていたそうで、東京へはもちろん、地方へ遠征することもあったと当時を振り返ってくれた。
「シフト制の仕事をしていたので、1日の休みのために仕事をすごくがんばっていました。当時は営業職だったので、『推しのイベントに行くために結果を出す!』と意気込んでいましたね。仕事で結果を出せばお給料も上がる。そうすると推し活に使えるお金も増えるので、それが原動力になっていました。がんばらなくてもいいけど、仕事も一生懸命がんばった方が、会えた時の嬉しさが増す。