コーヒーの保存法は何が正解?科学者が保存テクニックを解説 (1/4ページ)
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食品の保存方法については様々な意見がある。リンゴは冷蔵庫に入れる?トマトは?バターはどこに置いておく?聞いた人によって答えが違うし、まったく正反対の答えが返ってくることもある。
文化や土地柄によって異なる場合もあるが、科学的な誤解が生じていることもある。
ではコーヒーはどうなのか?アメリカでは冷凍庫で保存している人もおおいそうだが、どう保存したらおいしい状態がキープされるのか?アメリカの科学者の保存テクニックを聞いてみよう。
・コーヒー豆の保存方法は常温?冷凍庫?
ペンシルバニア大学の博士研究員、ブリアンヌ・リンネ氏は、コーヒーの口当たりについての化学的性質を調査している。研究室ではコーヒー豆は冷凍庫に入れているそうだ。
ということは、コーヒー豆はアイスクリームの隣に入れておくべきということなのだろうか?
コーヒーを冷凍庫で保存するのは、日持ちというより香りを保つためだ。
2017年、毎年開催されるコーヒー学会で、化学者のクリストファー・ヘンドン氏が、コーヒーを冷凍保存する分子的な理由をあげている。
コーヒーのあの独特な香りは、揮発性物質、つまり独特なアロマを生み出す化学物質が原因だ。
反応速度と活性化エネルギーの関係式である「アレニウスの式」によると、温度が10℃上がるごとに、反応率は倍になり、同様に温度が10℃下がるごとに、反応率は半減する。
そのため、コーヒーを冷やすと香りをより保つことができるというわけだ。