源実朝と前世の絆が?テイ龍進の演じる宋人・陳和卿とは何者か【鎌倉殿の13人】 (3/7ページ)
權化之再誕也。爲拝恩顏。企參上之由申之。即被點筑後左衛門尉朝重之宅。爲和卿旅宿。先令廣元朝臣問子細給。
※『吾妻鏡』建保4年(1216年)6月8日条
【意訳】晴れ。陳和卿が鎌倉に到着。彼は東大寺大仏を再建した宋の人である。彼は再建供養に際して頼朝から面会を求められても罪業のゆえに辞退した。しかし今の将軍(実朝)は仏様の生まれ変わりであり、ぜひお会いしたいと申し出ている。まずは大江広元(演:栗原英雄)が詳しく話を聞くことにした。
仏様の生まれ変わりとは凄い話ですが、本当なのでしょうか。興味が湧いた実朝は、さっそく陳和卿と面会しました。
晴。召和卿於御所。有御對面。和卿三反奉拝。頗涕泣。將軍家憚其礼給之處。和卿申云。貴客者。昔爲宋朝醫王山長老。于時吾列其門弟云々。此事。去建暦元年六月三日丑尅。將軍家御寢之際。高僧一人入御夢之中。奉告此趣。而御夢想事。敢以不被出御詞之處。及六ケ年。忽以符号于和卿申状。仍御信仰之外。無他事云々。
※『吾妻鏡』建保4年(1216年)6月15日条
「おぉ、我が師よ……!」
陳和卿は実朝を三度も拝み、涕(なみだ)を流して大泣きしました。いったい何事かとドン引きする実朝に、陳和卿は話します。