いつ誰が考えた?小野小町はいかにして「世界三大美人」の一人となったか。その経緯を追う【後編】 (5/5ページ)
「卒塔婆の月」(月岡芳年『月百姿』)年老いた小野小町・Wikipediaより
もうひとつ、有名な漢詩文『玉造小町子盛衰書』の影響もあります。これは、一人の美しい女性が老いさらばえて衰えていく物語なのですが、この主人公の名前が「小町」で、もともと小野小町とは無関係だったのですが、美人という共通点だけで混同されるようになりました。
うして、想像、憶測、時代背景などがさまざまに絡み合って、小野小町は美人だったという伝説や、彼女は世界三大美人の一人であるというイメージができあがっていったのです。
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