『鎌倉殿の13人』「ベストな死に様」6人を識者が選出!「つぶやかずにいられない」理由も徹底分析 (3/7ページ)

日刊大衆

仏門に入っていて権力争いからは距離をおいており、義時の妹で、宮澤エマ(33)演じる実衣と夫婦だった。

「全成は濡れ衣を着せられて殺されました。頼朝の弟ではありましたが、武士ではなくできるだけ穏やかに生きていこうと思っていた人。普段、占いは全く当たらないのに、死に際では暗雲が立ち込めて雷が落ち、彼の祈祷が奇跡を起こしたかと思いきや、その後殺され、天気は晴れるという劇的な死でした。

 さらに、実衣とは信頼し合っていた夫婦で、義時の義弟であってもこんな粛清のされ方をするんだ、というやりきれなさをすごく感じました。家族の中でダメンズ扱いされてはいましたが、気が弱くて風情のあることが好きな優しい性格なので、現代だったら生きていただろうなと思いますね」(吉田潮氏=以下同)

 心優しく、穏やかな人物だった全成の死を受けて、視聴者からは「全成かわいそうすぎる」「全成が癒し系だったので、歴史上来ると分かっていた出来事だけれども、辛かった」といった感想が寄せられていた。

 つづいて、吉田氏は「佐藤浩市さん(61)演じる上総広常の死は、義時が“この時代を生き抜くには”ということを意識したエポックメーキングな事件だった」と話す。

 広常は頼朝の挙兵に協力した、最も有力な坂東武者だった。しかし。そのリーダーシップが脅威とみなされ、御家人たちの謀反計画を知った頼朝が、広常のみを見せしめとして殺害することを決め、4月17日放送の第15回で殺害されてしまう。当時の義時は、この殺害計画に猛反対していた。

「佐藤浩市さんは、04年の『新選組!』出演時も死んでいたので、三谷幸喜さんの大河ドラマでは“死ぬ”のが定番ですね(笑)。

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