悪運強すぎ『ちむどんどん』黒島結菜&不可解スピンオフのウラを識者が分析! (2/7ページ)

日刊大衆

 9月30日に本編の放送を終え、視聴者による「#ちむどんどん反省会」でのSNS上の投稿も落ち着きを見せつつあった中でのスピンオフの放送だったが、厳しい意見が再び集まってしまった。

 視聴者からは、「ちむどんどんのスピンオフ、驚いてしまう位に何も中身なく本編でやってた事をもう一回やっただけって感じやった」「キャスト同士のドラマについてのトーク。凄まじいよそよそしさを感じる。これ、全員気乗りしてないだろw」といった声が、SNS上で見られた。

 11月4日には、「#ちむどんどん反省会」が「ユーキャン新語・流行語大賞2022」にノミネートされたことが発表。歴史的ともいえる大不評を買った『ちむどんどん』のスピンオフ放送の意図とは――。

 日刊大衆では今回、ライターとしてドラマやテレビ番組、書籍など幅広い分野について執筆する成田全(なりた・たもつ)氏に詳しく分析してもらった。

■『ちむどんどん』本編の嫌なところを思い出す

『賢秀望郷編』と『歌子慕情編』は、大不評だった本編と比べると面白かったのだろうか。『ちむどんどん』本編放送の当時と比べ、やや炎上の勢いは収まっているようだが――。

「歌子の話は、歌子の幼少期を演じた布施愛織さん(10)と上白石萌歌さんの絡みがあって微笑ましく、まだよかったのですが、賢秀は相変わらずな感じでした。

 ただ『歌子慕情編』では、5月14日放送の第26話で賢秀がボクシングジムの仲間からお金を借りて逃亡した件、『賢秀望郷編』では6月6日放送の第41話で賢秀が手を出した“紅茶豆腐” なる詐欺まがいの健康食品などの金銭トラブルや借金がらみのエピソードがありましたし、やたらと過剰なBGMも本編と同じで、“面白いでしょ?”と無理やり押し付けられる作りは相変わらずでした。 テイストや演出はどちらも本編と同じで、“そうそう、この感じが毎朝嫌だったんだよなぁ”という悪夢が蘇りました(笑)。

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