大谷翔平は「エースで4番」三冠王・村上宗隆も!史上最強!WBC侍ジャパン「黄金スタメン」と「激闘」舞台裏 (4/6ページ)
私が参加した第3回大会で言えば、井端弘和や鳥谷敬のような対応力があって軽打もできるタイプが、実は最も生きる環境ではあるんです。決勝の舞台となるローンデポ・パークは、投手有利の球場としても有名ですしね」
となれば、大谷や“三冠王”村上宗隆(22=ヤクルト)といったチームの“顔”はもちろん、脇を固める存在の働きも肝心となる。
日本一に輝いた吉田正尚(29=オリックス)は大リーグ挑戦が濃厚なため、WBCへの参加が不透明だが、同じく高い出塁率が見込める近藤健介(29=日本ハム)や、柳田悠岐(34=ソフトバンク)あたりは、確実に代表入りするだろう。
「加えてベンチに置くとすれば、代打よりも小技のスペシャリスト。向こうはクイック(モーション)が苦手な投手も多いですから、ここぞの場面ではバントや盗塁が重要な意味を持つ。“例のダブルスチール”も、二塁走者の井端に代走を送っていれば、結果は違ったかもしれませんしね」(前同)
橋上氏が“例の”と語るのは、第3回大会の準決勝プエルトリコ戦での一幕だ。2点ビハインドの8回裏。一死一、二塁から一塁走者の内川聖一が飛び出して、重盗に失敗したシーンだ。
「あそこは“走れる”というデータ的な裏づけも当然あったんですが、あのとき二塁走者だった井端はそこまで足に自信がなく、本人いわく“若干躊躇した”と。