「全国旅行支援」で温泉ブーム到来!温泉旅行に行く方必見、泉質による健康効果と健康リスク対策をご紹介 (6/9ページ)

バリュープレス

不感蒸泄の量は、常温安静時には健常成人で1日に約900ml(皮膚から約600ml、呼気による喪失分が約300ml)程度と言われています。

③.気温の低い冬は、夏よりも基礎代謝が上がるため、実は汗をかきやすい体質になっています。暖房の効いた部屋や車の中、厚着による発汗、満員電車、入浴、軽い運動などで実はいつのまにか汗をかいています。 

■冬の汗には要注意!冬の汗には、夏の約2倍のミネラルが含有
 冬はゆっくりお風呂につかることが増えるかと思いますが、気を付けたい健康リスクもあります。冬の汗には、夏に比べて約2倍のミネラルが含まれているのです。
ひまわりクリニック院長の野崎豊先生によると、夏は、暑さに慣れる過程で汗腺が鍛えられるため乾きやすいサラサラとした汗をかくことができるようになります。
  一方で、冬は汗をかく機会が少なく、汗腺機能が低下しているため、ミネラルは再吸収されずベタベタとした汗をかきます。
 そのため、汗に含まれるミネラル成分は夏の約2倍に増加し、ミネラル不足に陥りやすくなります。健康を維持するために必要なミネラルが不足すると、体の組織機能が正常に働かなくなるため慢性的な疲労など様々な不調の原因となります。

■汗をかくことで、“かくれ脱水”にも注意 冬の入浴時の3大健康リスク
「①.心筋梗塞・脳梗塞 ②.浴室熱中症 ③.ヒートショック」
 厚生労働省の「人口動態調査」によると、高齢者 の入浴中の事故は高い水準で推移しています。令和元年の家及び居住施設の浴槽における死亡者数は4,900人で、平成20年の3,384人と比較すると約10年間で約1.5倍に増加しています。 さらに、高齢者の入浴中の事故は、1月をピークに11月~ 4月、特に冬季に多く発生しています。

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