わたしたちが知らないスーホの白い馬の真実と当時のモンゴル (8/8ページ)

心に残る家族葬



100年後、200年後に、モンゴルを舞台とした「馬」「馬頭琴」が登場する「民話」はどうなっていることだろう。物語の骨子である、理不尽な理由で亡くなった馬の体の一部を用い、飼い主が楽器をつくることは変わらないと思われるが、「政治」「文化」「時代」がそれに付与され、今我々が知るものとは全く異なった物語が紡ぎ出されているに違いない。

■チ・ボラク 作曲「スーホの白い馬」



■参考資料

■前田妙子「【教材研究】1 『スーホの白い馬』研究」日本国語教育学会(編)『月刊国語教育研究』1979年7月号(34-39頁)日本国語教育学会
■山内玲子「【心を解き放つ絵本】子どもの好きな本のリスト 5:『スーホの白い馬』 大塚勇三(再話)赤羽末吉(絵)福音館書店」子どもと本編集委員会(編)『季刊 子どもと本』1981年4月号(19-21頁)子ども文庫の会
■大塚勇三(日本語) 赤羽末吉(絵) 間宮芳生(音楽)サラ・アン・ニシエ(英語) キース・ジョーカム(英語吹込) 吉水慶(日本語吹込)『おはなしの森シリーズ 7 Sukh’s White Horse』1995年 ラボ教育センター
■「実践記録 5歳児:『スーホの白い馬』をとおして育ったもの」全国社会福祉協議会(編)『保育の友』第48号 2000年(74-75頁)全国社会福祉協議会
■平敷令治「風葬」福田アジオ・新谷尚紀・湯川洋司・神田より子・中込睦子・渡辺欣雄(編)『日本民俗大辞典 下』2000年(454頁)吉川弘文館
■小長谷有紀『モンゴルの20世紀 社会主義を生きた人びとの証言』2004年 中央公論新社
■内堀基光「風葬」下中直人(編)『世界大百科事典 24』1988/2005/2007/2011年(343頁)平凡社
■「モンゴルで新興富裕層増加、ラグジュアリー市場が拡大」『AFPBB News』2011年6月9日 
■おおつかゆうぞう(作)・リー=リーシアン(絵)「スーホの白い馬」教科書『こくご 二 下 赤とんぼ』2015年(98-116頁)光村図書
■ボルシギン・ブレンサイン(編著)赤坂恒明(編集協力)『エリア・スタディーズ 135  内モンゴルを知るための60章』2015年 明石書房
■鈴木仁麗「日本人が出会った内モンゴル」加藤聖文・田畑光永・松重充浩(編著)『挑戦する満州研究 −地域・民族・時間』2015年(187-205頁)東方書店
■トキオ・ナレッジ『ずっと信じていたあの知識、実はウソでした! 使ってるとバカにされる「恥」識事典』2016年 宝島社
■「モンゴル宣教史、貴重な映像資料で解説 桜美林大学キリスト教研究所公開研究会」『CHRISTIAN TODAY』2016年2月4日
■藤井青銅『「日本の伝統」の正体』2017年 柏書房 
■ミンガド・ボラグ「『スーホの白い馬』実は… 『何かが違う』モンゴルでの調査から見えた来歴」『日本経済新聞』2017年4月6日 朝刊(36頁)日本経済新聞社
■黒川麻実「学位論文要約 東アジアの民話を巡る教育文化史研究」2018年
■「Sukh’s White Horse」教科書『Here We Go! 2 ENGLISH COURSE』2020年(42-44頁) 光村図書
■島村一平『ヒップホップ・モンゴリア 韻がつむぐ人類学』2021年 青土社
■都馬バイカル『スウェーデン宣教師が写した失われたモンゴル』2021年 桜美林大学出版会
■ミンガド・ボラグ『日本人が知らない「スーホの白い馬」の真実』2021年 扶桑社
■島村一平『憑依と抵抗 現代モンゴルにおける宗教とナショナリズム』2022年 晶文社
■花田麿公「日本のモンゴル外交の夜明けとその後 −外交私記」窪田新一(編著)『モンゴルはどこへ行く』2022年(25-48頁) 論創社
■安藤礼二「【書評】シャーマニズム、連帯にして抵抗の原理 -島村一平『憑依と抵抗』評」『webゲンロン』2022年6月7日 
■島村一平「わたしが現代モンゴルを研究しようと思ったワケ【著者に聞く】」『中央公論.jp』2022年7月25日 
■「おはなしのくに:モンゴルの民話 『スーホーの白い馬』」『NHK』

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