エジプトでこれまでで最も古い可能性がある4300年前のミイラを発見 (1/3ページ)
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エジプトの首都カイロ近郊にあるサッカラで、これまで発見された中で、最も古い可能性があるミイラが発見されたそうだ。
ミイラは4300年前のもので、モルタルで封印された石灰岩製の石棺に、黄金の葉におおわれた姿で安置されていたという。
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Egyptologists uncover 4,300-year-old tombs・エジプト最古のミイラである可能性
最古の可能性があるミイラは「Hekashepes」という男性のものだと考えられている。
「このミイラは、エジプトで発見されたものとしては、これまでで一番古く、かつ一番完全なミイラかもしれない」と、ザヒ・ハワス元考古相はコメントする。
ミイラが発掘されたのは、サッカラで見つかった第5・第6王朝のものとされる4つの墳墓からだ。
サッカラは古代エジプトの首都メンフィスのネクロポリス(埋葬地)だったところで、階段のような形が特徴的な「ジェセル王のピラミッド」など、さまざまなピラミッドがある。