武田信玄の武力を支えたのは郷土料理「ほうとう」だった!現代にも通じるその栄養価を検証【後編】 (1/3ページ)
味噌や山菜は高栄養食材
【前編】では、武田信玄が陣中食に「ほうとう」を採用したことについて、穀粉を兵糧とするのがいかに理にかなっていたかを解説しました。
武田信玄の武力を支えたのは郷土料理「ほうとう」だった!現代にも通じるその栄養価を検証【前編】武田軍が採用した「ほうとう」の食材は、穀粉だけではありません。実はほうとうに含まれる味噌も、ビタミンやアミノ酸、ミネラルのみならず、人間の生命維持に欠かせない九種類の必須アミノ酸などが豊富に含まれた高栄養食材です。
また、その他にも、山育ちである武田軍のほうとうには特徴がありました。ここまでで紹介した生麺と味噌に、さらにキノコなどを含む山菜類を現場で収穫しては鍋に加えていたのです。